部下が言うことを聞かない本当の理由。内向型リーダーが知っておくべき「伝わらない」の構造

内向型リーダーシップ

どうも、こんにちは!ストレングスファインダー認定コーチのナガヤです。

こんな経験、ありませんか?

  • 「もっとハッキリ言ってください」と部下に言われるが、なぜそう言われるのかわからない…
  • 「グイグイいきましょうよ」と部下に押されるが、自分のペースが乱れる感じがする…
  • 「なぜ指示したことをやってくれないんだろう」と思うが、強く言えない自分もいる…

内向型のリーダーが「強い部下」を持つと、消耗するパターンがあります。でもこれ、あなたのリーダーシップが弱いせいじゃないんです。

今回の記事では、「部下が言うことを聞かない」と感じる内向型リーダーが消耗する本当の理由と、そこから抜け出す考え方をお伝えします。

 

「部下が言うことを聞かない」は本当にそうなのか

まず、少し立ち止まって考えてみてください。

「部下が言うことを聞かない」という状況、本当に部下が「聞いていない」のでしょうか。

多くの場合、実態はこうです。

内向型のリーダーは、指示を「空気感」や「ニュアンス」で伝えようとすることが多い。

言葉を選びすぎて、結論がぼやける。「たぶんわかってくれているはず」と思って、最後まで言い切らない。

一方、外向型の部下は、ハッキリ言われないと動けない。言外のメッセージを読み取るより、明確な指示を待っている。

これは、どちらが正しいとか間違っているとかではなく、情報の受け取り方・動き方の「フィルター」が違うだけなんです。

 

内向型上司 × 外向型部下の「すれ違い構造」

このペアが一番しんどい構図になりやすい理由があります。

上司側が感じること

「なぜ空気を読まずに動くんだろう」
「なぜもう少し待てないんだろう」
「自分が考える前に突っ走っていく」という感覚。

静かに考えて、じっくり判断したいのに、部下のペースに引っ張られてしまう。

 

部下側が感じること

「上司がハッキリ言ってくれない」
「どこに向かっているのかわからない」
「もっとグイグイ引っ張ってほしい」という感覚。

外向型の部下は、エネルギッシュなリーダーシップを期待していることが多い。

 

そして起きること

部下は「自分で動く」。上司は「また勝手にやっている」と感じる。部下は「また意思決定が遅い」と感じる。お互いの不満が静かに積み上がっていく。

でも、これはどちらが悪いのでもなく、フィルターの違いを理解できていないことが原因です。

人はそれぞれ、ものの見方・感じ方・動き方に「フィルター」を持っています。

そのフィルターが違う者同士が組むと、同じ出来事をまったく違う意味として受け取ってしまう。

【関連】なぜ伝わらないのか|人間関係で消耗するリーダーに必要な「フィルターの違い」という視点

 

内向型リーダーが陥りやすい「自己否定の罠」

ここが一番大事なところです。

このすれ違いが続くと、内向型リーダーは決まってこう考え始めます。

「自分のリーダーシップが足りないんじゃないか」
「もっとグイグイ引っ張れるようにならなければ」
「自分はリーダーに向いていないのかもしれない」

でも、これは間違った結論です。

あなたが消耗しているのは、「リーダーシップが足りないから」ではなく、「自分と違うタイプに合わせようとして、自分のやり方を否定しているから」です。

外向型のリーダーのように振る舞おうとすることは、左利きが右手で書こうとするようなものです。

できないことはないかもしれないけど、消耗する。そして本来の力が出ない。

実は、内向型のリーダーには、外向型にはない強みがあります。

じっくり考えて本質を見抜く力。
相手の話を丁寧に聞く力。
チームに安心感を与える力。

これらは、才能です。

ただ、その才能の「使い方」を知らないだけで、消耗してしまっていることが多い。

自分の才能がどこにあって、どう使えばリーダーシップになるのかを知ることが、消耗から抜け出す最初の一歩になります。その手がかりのひとつが、ストレングスファインダーです。

【関連】【完全ガイド】ストレングスファインダーとは?受け方・活かし方をわかりやすく解説

 

「部下が動かない」を解決する3つの視点

① 「察してほしい」をやめて、言葉にする

内向型は言葉を選びすぎて、肝心の結論を言い切れないことがあります。

部下、特に外向型の部下には「つまり、こうしてほしい」という一文を最後に必ず添える習慣をつけましょう。

ニュアンスより明文化。これだけで動き方が変わります。

 

② 部下のエネルギーを「使う」と考える

外向型の部下の「グイグイいきましょう」というエネルギーは、実行力です。

あなたが方向を示して、部下がそのエネルギーで動く。あなたが全部引っ張る必要はありません。

内向型リーダーの強みは「考える力」、部下の強みは「動く力」。役割分担と考えると、一気に楽になります。

 

③ 「静かなリーダーシップ」を信じる

グイグイ引っ張ることだけがリーダーシップではありません。

じっくり考えて本質を見抜く、メンバーの話を丁寧に聞く、チームに安心感を与える。これも立派なリーダーシップです。あなたのやり方でチームを動かす方法が、必ずあります。

【関連】ストレングスファインダーの資質をリーダーシップに活かす具体的な方法

 

まとめ

「部下が言うことを聞かない」は、あなたのリーダーシップが弱いせいではありません。内向型の上司と外向型の部下の間には、情報の受け取り方・動き方のフィルターの違いがある。それを理解するだけで、消耗の構造が変わります。

外向型のリーダーを真似する必要はありません。あなたの「静かな強み」を、あなたのやり方でリーダーシップに変えることが、一番持続できる道です。

 

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