どうも、こんにちは!ストレングスファインダー認定コーチ・エグゼクティブコーチのナガヤです。
2代目社長として、こんな経験はありませんか?
- 「先代の頃からいる社員が、自分のことを社長と思っていない気がする…」
- 「何かを変えようとするたびに、古参社員から無言のプレッシャーを感じる…」
- 「古参社員の扱い方がわからなくて、いつも腫れ物に触るような感覚がある…」
これ、あなたの問題でも、古参社員の問題でもないんですよ。
古参社員との関係が難しい理由には、構造的な背景があります。
今回の記事では、2代目社長が古参社員との関係で消耗する理由と、うまくやるための3つのポイントをお伝えしていきます。
なぜ古参社員との関係は難しいのか
古参社員は、長年先代と仕事をしてきた人たちです。
先代の背中を見てきた。先代のやり方を体に染み込ませてきた。先代から直接「ありがとう」と言われてきた。
そういう人たちにとって、あなたはまだ「先代の後継者」という存在であって、「自分の社長」とは認識されていないことがあるんですよ。
これは悪意ではないです。長年培ってきた信頼関係の重さが、そのまま「先代基準」になっているだけなんです。
古参社員との関係が難しくなるのは、主に3つのパターンがあります。
パターン①「先代基準」で評価される
「先代はこうだった」「先代ならこうしていた」という言葉が出てくる。
あなたのやり方が先代と違うだけで、「間違っている」と感じられてしまう。これが繰り返されると、何をしても先代と比べられているような疲弊感が積み重なります。
パターン②「変化」への抵抗が強い
長年同じやり方でやってきた古参社員にとって、変化は「今までの自分を否定される」感覚に近いことがあります。
あなたが変革を進めようとするほど、古参社員は防衛的になる。その結果、変化に向けて動こうとするたびに摩擦が生まれます。
パターン③「若いから」と見られている
経験や年齢の差から、「まだわかっていない」「自分たちが教えなければ」という目線で見られることがあります。
これは古参社員が悪意を持っているわけじゃないですが、意見を言うたびに「でも現場は…」と返ってくると、だんだん発言しにくくなってしまいます。
古参社員とうまくやるための3つのポイント
ポイント① まず「歴史への敬意」を伝える
関係を変えるための第一歩は、古参社員が積み上げてきたものへのリスペクトを言葉にすることです。
「先代の時代にこの会社を支えてくれていたことは、本当に大きなことだと思っている」
この一言があるだけで、古参社員の受け取り方がまったく変わります。
あなたが先代の仕事を「わかっている」と感じてもらえるだけで、関係の入口が変わるんですよ。
ポイント② 「変える」より「加える」という言葉を使う
「やり方を変えます」という言い方は、今まで積み上げてきたものを否定しているように聞こえます。
代わりに「このやり方を活かしながら、ここを加えていきたい」という言い方にするだけで、古参社員の防衛感が下がります。
変化を「否定」ではなく「進化」として伝えるのが、摩擦を減らすコツです。
ポイント③ 「頼る場面」を意図的に作る
古参社員にとって、自分の経験や知識が「役に立っている」と感じる場面が大切です。
新しい方針を進める時でも、「この点については現場のことをよく知っているあなたの意見を聞きたい」という場面を作る。
頼られると、人は協力したくなります。古参社員の経験値はあなたにとっても本当に貴重な資産なんですよ。
社員の得意な面を探すことで、社員に頼りやすくなり、しかも社員は喜んで仕事に取り掛かってくれるようになります。
※得意なことの見つけ方はこちらを参考にしてください。
【関連】部下・従業員の得意なことを見つける3つの方法|才能を活かしてチームを動かす方法
根本には「自分の軸」がある
古参社員との関係で消耗する理由の多くは、「先代基準で評価される」ことへの不安から来ています。
でも、自分の価値観と「なぜこの会社をこうしたいのか」の軸が明確になると、先代と比べられても揺れなくなります。
「あの人はあの人のやり方、自分はこういう理由でこのやり方をしている」という確信が持てるようになるんです。
自分の価値観を言語化する方法は、こちらをどうぞ。
👉 自分の価値観の見つけ方|リーダーが「ここじゃない感」を抱える本当の理由
まとめ
古参社員との関係が難しいのは、あなたのせいでも古参社員のせいでもないです。
先代への信頼と愛着が「先代基準」になっているだけ。その構造を理解した上で、歴史への敬意・変化を加えるという伝え方・頼る場面を作ることで、関係は変わっていきます。
そして、その根本には「自分の軸がある」かどうかがあります。軸があると、古参社員との関係でも揺れなくなります。
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