ストレングスファインダーの資質をリーダーシップに活かす具体的な方法

ストレングスファインダー

どうも、こんにちは!ストレングスファインダー認定コーチのナガヤです。

ストレングスファインダーを受けた方、こんな経験はありませんか?

  • 「結果を見て『なるほど』と思ったけど、それで終わってしまった…」
  • 「資質はわかった。でも、リーダーとして具体的にどう使えばいいかわからない…」
  • 「チームのために活かしたいけど、何から始めればいいかわからない…」

今回の記事では、ストレングスファインダーの資質をリーダーシップに活かす具体的な方法を3段階でお伝えしていきます。

「受けたけど活かせていない」状態から、自分を活かしながらチームを動かせる状態になります。

 

リーダーシップへの活かし方は3段階ある

ストレングスファインダーをリーダーシップに活かすには、この順番が大事です。

① 自分の得意なやり方を、仕事に落とし込む
② 周りの得意なことを見つけ、伸ばす
③ チーム全体の資質傾向を把握し、チームの得意を活かす

一つずつ見ていきましょう。

 

① 自分の得意なやり方を、仕事に落とし込む

まず最初にやることは、自分の資質を「リーダーとしてのやり方」に変換することです。

資質は「強み」である前に、「自分が自然に力を発揮できるパターン」です。これをそのままやり方にするだけで、誰かのリーダー像を真似する必要がなくなります。

具体例をお伝えするとイメージしやすいと思うので、ここでは具体的な資質を例にやり方を紹介していきますね。

 

内省・着想が高い人

「方向性を示す」役割に特化する。会議で即答しなくていい。「少し考えさせてください」と言える文化をチームに作る。じっくり考えてから出す言葉が、このタイプの最大の武器。

共感性・調和性が高い人

チームの本音を引き出す1on1を武器にする。「この人、最近しんどそうだな」という小さな変化を誰より早くキャッチして手を打つ。対立の橋渡し役として力を発揮する。

最上志向・学習欲が高い人

「平均点を上げる」より「突出した強みを活かす」チーム設計が向いている。チームの中で「この人はここがすごい」という発見が得意なタイプ。

責任感・誠実さが高い人

「この人が言うなら大丈夫」という信頼を積み上げることがこのタイプの武器。長期的なプロジェクトの推進、約束を守り続けることで生まれる安心感がチームを動かす。

活発性・指令性が高い人

スピードが求められる場面でチームを引っ張る。迷っているチームに「こっちへ行く」と方向を示す役割で最も力を発揮する。

 

やめることを決めるのも同じくらい重要です。

自分の資質と逆の動き方をやめるだけで、消耗が一気に減ります。内省が高いなら「即答すること」をやめる。共感性が高いなら「感情を無視した論理だけの話し方」をやめる。「しない宣言」を一つ決めてみてください。

 

② 周りの得意なことを見つけ、伸ばす

自分の資質を活かすことができたら、次はメンバーの得意を見つけて伸ばすことです。

 

資質に合った仕事・役割を渡す

メンバーの得意がわかったら、その資質が活きる仕事や役割を意識的に渡していきましょう。

責任感が高い人には、「この件、任せていいですか」と一任する場面を作る。共感性が高い人には、新メンバーのフォロー役を担ってもらう。

学習欲が高い人には、新しいテーマのリサーチや勉強会の担当を任せてみる。

「この人の得意はここだ」と気づいたら、その場面を意図的に増やすだけで、メンバーが自然と活きてきます。

 

資質に合った声かけをする

伸ばすための声かけも、資質によって変えると効果的です。

最上志向が高い人には「このアウトプット、すごくクオリティが高かった」と質に関するフィードバックが響く。

共感性が高い人には「あの時のフォロー、チームが助かってたよ」と場への貢献を伝える。

責任感が高い人には「この件、あなたが引き受けてくれて本当に助かった」と信頼を言葉にする。

同じ「ありがとう」でも、何に対してかを具体的にすると、相手の資質にピッタリ刺さる声かけになります。

 

「観察」が、得意を見つける入口になる

ここで一つ大事な前提として知っておいてほしいことがあります。

メンバーの得意は、実は「観察」で見えてくることが多いんです。

エネルギーが上がる瞬間はどこか。自然と引き受けていることは何か。「なんでこんなこともできないんだ」とストレスになっていることは何か——ストレスの裏側に、その人の資質が隠れていることが多い。

例えば責任感が高いメンバーは、「なんでみんな期限を守らないんだ」というストレスを持ちやすい。

これは「約束を守る」という資質が強いからこそ生まれるストレスです。

ストレングスファインダーの結果がわからないメンバーに対しても、こうした観察を積み重ねることで得意が見えてきます。

 

なお、伝え方や理解を引き出す際には「フィルター」の視点も役立ちます。資質は強みであると同時に「世界の見え方を決めるフィルター」でもあるからです。

👉 【重要】「なぜ伝わらない?」人間関係で消耗するリーダーに必要な「フィルターの違い」という視点

 

③ チーム全体の資質傾向を把握し、チームの得意を活かす

①②ができてきたら、チーム全体を俯瞰して見てみましょう。

ストレングスファインダーには4つの資質グループがあります。

  • 実行力(責任感・規律性・達成欲など):決めたことをやり遂げる力
  • 影響力(指令性・活発性・自己確信など):人を動かし、広げていく力
  • 人間関係構築力(共感性・調和性・包含など):つながりを作り、維持する力
  • 戦略的思考力(内省・着想・学習欲など):情報を整理し、考え抜く力

チームのメンバーの資質を並べてみると、どのグループが多いかが見えてきます。

 

チームの強みを最大限に活かす

戦略的思考力が多いチームなら、考えること・分析・仕組み作りを思いきり任せる。

人間関係構築力が多いチームなら、場の雰囲気づくりや個別ケアをチームの武器として使う。

チームが自然と得意なことを、意識的に活かす場を作ることが最初の一手です。

 

チームの弱みは、外から補う

どのチームにも、薄いグループがあります。

実行力が弱いなら、実行力の高い人に入ってもらう。

影響力が少ないなら、外への発信が得意な人をパートナーとして借りる。

チームの弱みを内側で補おうとするより、その強みを持っている人の力を借りる方がずっと早いです。

 

リーダー自身も、チームのために得意を使う

チームを俯瞰した上で、「自分がこのチームのためにやれる得意なことは何か」を考えてみてください。

チームに足りない部分を自分が補う必要はありません。自分の資質が一番活きる場所で動くことが、チームに対する最大の貢献になります。

 

まとめ

ストレングスファインダーをリーダーシップに活かすのは、この3段階です。

自分の資質を「やり方」に変換して、自分らしく動く

メンバーの得意を見つけ、資質に合った仕事・声かけで伸ばす

チーム全体の傾向を把握し、強みを活かしながら弱みを外から補う

この順番で進めると、「正しいリーダーシップ」を探し回る必要がなくなります。自分とチームの資質から自然に出てくるやり方が、一番力を発揮できるリーダーシップになりますよ!

ぜひ、毎日の中に取り入れてみてください。

 

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