「もっとうまくやれるはずなのに」
そう感じながら、それでも動き続けている。
そんなリーダーが、意外と多くいます。
外から見ると、ちゃんとやっている。でも本人の中では、どこかズレている感覚がずっとある。頑張っているのに、手応えが薄い。そのギャップが、じわじわと消耗を生んでいく。
そんなことを考えている方、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。
内向型のリーダーが空回りしやすい理由
内向型の人は、エネルギーの使い方が外向型とは根本的に違います。
大人数の場での発言、即興の判断、矢継ぎ早なコミュニケーション。こうした場面は、内向型にとって消耗が大きい。けれどリーダーという役割は、そういう場面を次々と要求してきます。
空回りの正体は、多くの場合「自分に合わないやり方で、正解を出そうとしていること」です。
外向型のリーダーが自然にやっていることを、内向型のリーダーは努力でカバーしようとする。やれないわけではない。でもそのたびに、少しずつ余分なコストを払っている。
それが積み重なって、「頑張っているのに疲れる」「成果が出ているのに充実感がない」という状態になっていきます。
「自分はリーダーに向いていないのでは?」は、問いの立て方が違う
空回りが続くと、こう思い始める人がいます。
「自分はリーダーに向いていないのではないか」と。
でもそれは、問いの立て方がずれているかもしれません。
向いているかどうかではなく、「どんなやり方が自分に合っているか」を問う方が、ずっと建設的です。
内向型のリーダーには、内向型ならではの強みがあります。深く考える力、一対一での信頼構築、言葉を選ぶ丁寧さ、場を観察する精度。これらは、組織をまとめる上で本質的に重要なことです。
問題は、その強みを活かせる「場の設計」ができているかどうか、です。
整えるとは、自分のやり方を取り戻すことでもある
会議の前に少し一人で考える時間をとる。大勢の場での発言より、個別の対話を増やす。即答より、「少し考えてから返す」ことを自分に許す。
こうした小さな「自分に合わせた設計」が、空回りを減らしていきます。
それは逃げることでも、楽をすることでもない。自分の才能が最も機能する状態を、意図的につくることです。
頑張り方を変えるのではなく、頑張る場所と方法を整える。それだけで、同じエネルギーで出せる成果が、静かに変わっていきます。
最後に、一つだけ問いを
今のあなたのリーダーとしての動き方は、
「誰かの正解を真似しているもの」ですか。
それとも「自分に合ったもの」ですか。
すぐに答えが出なくてもいいと思います。ぜひその問いを、持ち続けてみてください。
「空回りしている感覚があるけど、何がズレているのか自分では整理できない」という方へ。
まず話すだけでも大丈夫です。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
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