どうも、こんにちは!ストレングスファインダー認定コーチのナガヤです。
ストレングスファインダーをやってみて、原点思考が上位に出た方、こんな経験はありませんか?
- 「なぜそうするのか」の背景が腑に落ちないと、なかなか動き出せない…
- 「過去にこだわりすぎ」「もっと柔軟に」と言われるが、根拠を大切にしているだけなのに…
- 変化を提案されると、まず「これまでのやり方には何か意味があったはず」と考えてしまう…
実は原点思考、使い方を間違えると「変化についていけない」「頑固」と誤解されやすい資質なんですよね。
でも正しく使えば、チームに「なぜやるのか」を伝え、ブレない軸を作り出す最強の才能になりますよ!
今回の記事では、原点思考の強みと落とし穴、そして「過去から学ぶ力」をリーダーシップに変える方法をお伝えしていきます。
「過去にこだわりすぎと言われて悩んでいる」状態から、原点思考を武器にできる状態になります。
【関連】ストレングスファインダー全34資質解説まとめ|リーダーシップに活かす才能の使い方
原点思考とはどんな資質か
原点思考(Context)は、過去の経緯・背景・歴史を深く理解することで、現在の判断をより確かなものにする資質です。
「なぜこうなったのか」「どこから来たのか」——その文脈を知ることで、初めて「今どうすべきか」が見えてくると感じています。
根拠のない変化には慎重になる。これは「頑固」ではなく、「なぜ変えるのか」が腑に落ちてから動くほうが、力が出るタイプだからです。
原点思考が高いリーダーの強み
原点思考が高いリーダーには、他のタイプにはなかなかできないことがあります。
チームに「なぜやるのか」を伝えられる
目標や方針を伝える時に、「なぜそうするのか」の背景をセットで語れます。
「何をするか」だけ伝えられるリーダーと、「なぜするか」まで伝えられるリーダーでは、チームの納得感がまったく違います。原点思考のリーダーは、自然とこの「なぜ」を語れる。
根拠ある判断ができる
「以前似たような状況でこうなった」「このやり方がうまくいった背景はここにある」のよに、
——過去のパターンから学ぶ力があるため、再現性のある判断ができます。
感覚だけでなく、経緯に裏づけられた意思決定は、チームの信頼を積み上げます。
変化の文脈を作れる
変化を提案する場面で、「これまでどうだったか、そしてなぜ変えるのか」をセットで説明できます。
「急に変わった」と感じさせずに人を動かせるのは、原点思考のリーダーの大きな強みです。
でも、こんな落とし穴にはまっていませんか?
ここが本題です。
原点思考が高いリーダーは、才能の使い方を間違えると誤解されます。
過去が「正解」に見えて変化に抵抗しやすい
過去をよく知っているがゆえに、「前はうまくいっていた」という視点が強くなります。
変化が必要な場面でも、どこかブレーキがかかる感覚がある。
過去は「参考」であり「答え」ではない、という意識を持つことが重要です。
背景説明が長くなりすぎる
「なぜそうするか」の経緯を丁寧に話そうとするあまり、前置きが長くなることがあります。
聞いている側が「で、結局どうするの?」となってしまうケースです。結論を先に言ってから、背景を補う順番を意識しましょう。
前例がないことへの不安が強い
「前にやったことがない」という状況では、判断が慎重になりすぎることがあります。
特に新しい取り組みやゼロから作る場面で、動き出しが遅くなりやすいです。
心当たりはありますか?
そして、もう一つ見落とされがちなことがあります。
原点思考が高い人は「根拠・背景・経緯」に強いアンテナを張っています。
でも周りのメンバーは「今目の前のことを進めること」に集中していることが多い。
「なぜ文脈を知ろうとしないんだ」と感じるのは、あなたが間違っているのではなく、情報の受け取り方のフィルターが違うだけなんです。
【関連】なぜ伝わらないのか|人間関係で消耗するリーダーに必要な「フィルターの違い」という視点
落とし穴から抜け出すカギは「過去の学びをチームの共通言語にすること」
ここが核心です。
原点思考が高いリーダーが「頑固」「変化が苦手」と思われる一番の理由は、自分の中にある文脈が、チームと共有されていないからなんです。
「なぜこのやり方にしてきたか」「この判断の背景には何があるか」——自分の頭の中にある文脈を、チームに開いていく。
するとチームは「この人の判断には根拠がある」と感じるようになります。
過去から学ぶ力がチームの軸になった瞬間、原点思考はリーダーシップになります。
原点思考をリーダーシップに変える3つのコツ
① 方針を伝える時に「なぜそうしてきたか」を一言添える
「今月はこの方針でいきます」だけでなく、「これまでこういう経緯があって、だから今回こうする」と一言添える。
たった一文でも、チームの納得感がまったく変わります。毎回詳しく話す必要はありません。
重要な方針の時だけでも、背景を添える習慣をつけましょう。
② 1on1でメンバーの「過去の経験」を聞く
「これまでどんな仕事が一番うまくいきましたか?」「前職ではどんな経験をしましたか?」——相手の過去を知ることで、その人の強みや動き方が見えてきます。
原点思考のリーダーは、この「過去を聞く」が自然にできる。メンバーの背景を知っているリーダーは、それだけで信頼されます。
③ 変化を提案する時は「経緯+理由」をセットで伝える
「今後はこうやり方を変えます」ではなく、「これまではこうだった、でもこういう理由でここを変えたい」とセットで伝える。
変化に抵抗を感じるメンバーが多い場合ほど、この一手間がチームの動きを変えます。
自分の才能をリーダーシップのやり方に変える方法はこちら。
【関連】「正しいリーダーシップ」を真似しても消耗するだけ|自分の才能を「やり方」にすると、力が出る
「なぜ」を語るために、まず自分の「なぜ」を掘り下げる
原点思考が高い人は「なぜ」を大切にします。では、あなた自身の「なぜ」は言語化できていますか?
「なぜ今の仕事をしているのか」「何を大切にしてリーダーをやっているのか」——これが明確になっていると、判断がブレなくなります。
過去の経験から積み上げてきた価値観を言葉にすること。それが原点思考のリーダーにとって、最大の武器になります。
【関連】自分の価値観の見つけ方|リーダーが「ここじゃない感」を抱える本当の理由
まとめ
原点思考は「過去にこだわりすぎ」ではなく、根拠ある判断でチームに「なぜ」を伝えられる力です。
そのためには「自分の中にある文脈をチームと共有すること」と「過去の学びをチームの軸として語ること」が前提です。
この2つが揃うと、原点思考は「頑固」ではなく、チームにブレない軸を与えるリーダーシップになります。
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