採用してもすぐ辞める会社が見落としている「得意を活かす」という視点

ストレングスファインダー

どうも、こんにちは!ストレングスファインダー認定コーチのナガヤです。

リーダーとして、こんな経験はありませんか?

  • 「採用基準も見直した。待遇も改善した。なのにまだ辞めていく…」
  • 「どうしてうちの会社は定着しないんだろうと、ずっと悩んでいる…」
  • 「育てた社員に辞められるたびに、自分のせいかと落ち込む…」

採用・待遇・教育と、できることは全部やってきた。それでも定着しない。

その悩み、実は見落としている視点が一つあるんですよ。

「その人の得意なことで、仕事ができているか」

今回の記事では、定着率が上がらない会社が見落としている「得意を活かす」という視点と、具体的な取り組み方をお伝えします。

 

なぜ「得意を活かす」と定着するのか

人は、得意なことをしている時にエネルギーが出ます。

疲れていても「もう少しやりたい」と思える。うまくいった時に「自分らしくできた」という感覚がある。この状態にある社員は、自分から動きます。

逆に、苦手なことを毎日やり続けると消耗します。どんなに頑張っても「うまくできない」という感覚が積み重なる。「自分はこの仕事に向いていないんじゃないか」という気持ちになる。

待遇が良くても、「合わない」という感覚は消えません。

定着している社員と辞めていく社員の違いを観察すると、ほとんどの場合「得意なことで仕事ができているかどうか」に行き着きます。

 

「得意を活かす」が見落とされる理由

なぜこの視点が見落とされるかというと、リーダー自身が「全員に同じやり方で仕事を教える」という前提で動いているからです。

「みんな同じように教えて、頑張れば同じようにできるはず」という考え方です。

でも実際は、才能が違う人は、得意なことも、仕事の仕方も、成長の仕方も違います。同じ教え方をしても、合う人と合わない人が出るのは当然なんですよ。

「うちの会社のやり方に合う人を採用する」より、「その人の得意なことがうちの仕事で活かせるか」という視点に変えるだけで、採用・定着の両方が変わってきます。

 

得意を活かすための3つのアプローチ

アプローチ① 採用段階で「得意なこと」を把握する

面接で「何が得意ですか?」と聞いても、うまく答えられない人が多いです。

代わりにこう聞いてみてください。

  • 「今まで仕事で、あまり苦労せずにできたことは何ですか?」
  • 「時間を忘れて取り組めた経験はありますか?」
  • 「他の人が大変そうにしていたのに、自分はあまり苦にならなかったことはありますか?」

「苦にならないこと」「自然とやってしまうこと」が、その人の得意なことのヒントです。

採用の段階でこれを把握しておくと、配属や仕事の割り当てに活かせます。

 

アプローチ② 入社後に「得意を見つける」時間を作る

入社してすぐは、まず「できること・できないこと」を把握しようとしますよね。

でも、「得意なこと・エネルギーが出ること」を把握する時間も意図的に作ることが大事です。

たとえば、入社1ヶ月後に「この1ヶ月で一番楽しかった仕事は何ですか?」と聞くだけでも、その人の得意なことのヒントが見えてきます。

【関連】 部下・従業員の得意なことを見つける3つの方法

 

アプローチ③ 「得意なことで貢献できている」を実感させる

社員が「自分の得意なことが役に立っている」と感じた瞬間から、仕事への向き合い方が変わります。

「あなたの〇〇の力があってよかった」「この部分はあなたにしかできない」という言葉を、意図的に伝えていく。

「ここにいる意味がある」という実感が、定着の一番の土台になります。

 

得意を活かすと、採用基準も変わる

「得意を活かす」という視点で考えると、採用で見るポイントも変わってきます。

今まで:スキル・経験・資格があるか これから:この人の得意なことがうちの仕事で活かせるか

スキルは後から身につけられます。

でも「得意なこと・エネルギーが出ること」は、その人が生まれ持った才能の傾向です。

ここが仕事と合っているかどうかが、長く続けられるかどうかに直結します。

 

他の資質も気になる方へ

ストレングスファインダー全34資質解説まとめ|リーダーシップに活かす才能の使い方 →

全カテゴリーの資質を一覧でまとめています。

まとめ

採用してもすぐ辞める会社が見落としているのは、「その人の得意なことで仕事ができているか」という視点です。

得意なことで仕事をしている人は、消耗しません。「ここにいる意味がある」という感覚が生まれます。

採用・配属・育成の全てに「得意を活かす」という視点を入れることが、定着率を根本から変える取り組みになります。

もっと具体的に「社員の得意なことをどう見つけるか」はこちらにまとめています。

【関連】 部下・従業員の得意なことを見つける3つの方法|才能を活かしてチームを動かす方法

 

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