ストレングスファインダー認定コーチ・エグゼクティブコーチのナガヤです。
2代目社長として、こんな感覚はありませんか?
- 古参社員から「先代のときは〇〇だった」と頻繁に言われる
- 言われるたびに自信をなくす
- どう返せばいいかわからず、流してしまう
- この状況をいつまで続けるのかと消耗している
「お父さんはこうだった」——この言葉は、ナイフのように刺さります。
言った社員には悪意はないかもしれませんが、言われる側にとっては「あなたは先代より劣っている」というメッセージに聞こえます。
「お父さんはこうだった」と繰り返し言われる状況は、自分の判断が認められない感覚が続く、消耗するものだと思います。
この記事を読むことで、「お父さんはこうだった」という言葉の本当の意味が理解でき、流すでも反論するでもない、自分の軸からの答え方が見えてくる状態になります。
ぜひ最後まで読んでみてください。
その言葉の本当の意味
「お父さんはこうだった」という言葉の背後にあるのは、多くの場合「変化への不安」です。
先代のやり方が「正しい」というより、「自分が知っている安心できるやり方」への執着です。あなたへの評価ではなく、変化への反応です。
そう理解できると、少し客観的に受け取れるようになります。
流すより、答える
「そうですね」と流し続けることは、一時的には穏やかですが、積み重なると自分の価値観が侵食されます。
「私は〇〇を大切にしているので、このようにしています」と、自分の軸から答えられると、少しずつ関係性が変わります。
これには「自分が何を大切にしているか」が言語化されていることが前提です。価値観が言語化されていると、比べられても揺らぎにくくなります。
時間が解決する部分もある
社員は時間とともに「あなたのやり方」に慣れます。先代の記憶は薄れていきます。今は過渡期です。
今の苦しさは、永遠には続きません。
「お父さんはこうだった」に動じなくなるための、3つの実践
①「私はこう考えています」という軸を3つ言語化しておく
比べられたときに揺らぐのは、自分の軸が言語化されていないからです。
「私が経営で大切にしていること」を3つ書き出してみてください。
「社員一人ひとりの話を聴くこと」「データに基づいた判断をすること」「長期的な信頼関係を築くこと」——これが言語化されていると、比べられても「でも私はこうします」と答えられます。
②「返し方テンプレート」を事前に用意する
「お父さんはこうだった」と言われたときの返し方を、事前に考えておきましょう。
例:「先代がそうされていたんですね。私は〇〇という理由で、このようにしています」。
先代を否定せず、自分の理由を伝える形を準備しておくと、咄嗟の場面でも落ち着いて返せます。
③言われた回数を数えるのをやめる
「また言われた」と思うたびに傷が深くなります。
「これは変化への反応であって、私への評価ではない」と毎回リマインドしてください。
言われた回数を数えるより、「自分の軸で動いた回数」を数える方が、前に進む力になります。
まとめ
「お父さんはこうだった」に対して、流すのでも反論するのでもなく「自分の軸から答える」ことが長期的な解決策です。
そのためにまず、自分の価値観と軸を言語化しましょう。
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