仕事ができない原因となる3つの病気とその対処法を紹介!

仕事ができない人の病気

仕事ができない人は自分の努力が不足しているから駄目だと思っているかもしれませんが、実は病気が原因の可能性があります。

 

その病気は発達障害です。その中の1つのADHDは、成人の40人に1人が当て嵌まっている病気になっています。その他の仕事ができない人がかかっている病気を含めたら、もっと多くの人が発達障害を抱えているんです。

 

その発達障害は主に3種類あります。どれか1つは聞き覚えがあるのではないでしょうか?

 

・自閉症
・ADHD
・学習障害

 

もしかしたら、仕事ができない皆さんはこれらの病気を抱えているかもしれません。これから3つの発達障害について詳しく解説していきます。

 

仕事ができない理由は発達障害=病気ではない

仕事ができない人

ここでは便宜的に勉強という強烈な言葉を使っていきますが、正確には「発達障害」であって「病気」ではありません。語弊があるかもしれませんが、仕事において「病気」であれば、言い訳になります。

 

誰だって病気の人を責められません。ちょっとでもストレスフリーになってもらいたいので、あえて「病気」という表現を使っていきます。

 

人間関係を築けない自閉症

自閉症は先天的な発達障害の1つで「コミュニケーション能力の不全」「興味関心の偏り」の2つが特徴的な症状です。

 

具体的には、人とあまりしゃべらない人が多く、その中でも「相手の言葉を理解するのが苦手な人」は自閉症の傾向があります。

 

言葉を聞き取る能力や話す能力が未発達ゆえに、言葉の意図を汲み取ってコミュニケーションが取れません。例えば「あれ」「それ」と抽象的な単語を使われると、とたんに会話が成り立たなくなります。

 

基本的に仕事は人間関係で成り立っている側面が大きいため、コミュニケーションが円滑に取れない人は職場では敬遠されます。

 

また「興味関心の偏り」があり、集中できるタスクと集中できないタスクがあるため、なかなか仕事ができるようになりません。興味関心がある1つの事柄に特化していれば、圧倒的な集中力を発揮し、健常者の数倍の実力を発揮することがあります。

 

しかし、会社で自分の興味関心がある仕事を任されることは稀です。

 

自閉症の対処法

今のところ、自閉症を直す薬や治療法は確立していません。しかし、自閉症であると自覚できていれば、対処法はいくらでもあります。まずは自分が病気または障害を持っていると受け入れましょう。

 

自分の苦手な分野を正確に把握する必要があるので、カウンセラーや友達に聞いてみます。客観的な視点から苦手な部分が明確になれば、対処法や改善策が思いつき、少しでも早く仕事ができない人から脱却できます。

 

ただ独力では対処するのは難しいので、自閉症および発達障害の専門家がいる施設を活用するといいかもしれません。

 

・発達障害者支援センター
・障害者就業・生活支援センター
・相談支援事業所 など

 

このような施設を利用することで、最短ルートで自閉症を改善できる対処法です。敷居が高いかもしれませんが、仕事ができない悩みを解消するためには、ここほど最適な場所はないはずです!

 

自力で自閉症に対処する方法

致命的な心の病気を抱えている訳でもないのに、病院の精神科を訪ねるのが億劫な人もいるはずです。まずは自力で仕事ができる人になるために、簡単に始められる自閉症の対処法を紹介します。

 

・メモを取る、情報をまとめる
・復唱・確認する
・メールなどの文字情報を使う

 

仕事の現場で求められる能力は、任された仕事を正確にやることです。一回きりの口頭だけで意味を理解できないかもしれませんが、メモを取って相手に確認まで行えば、ミスを繰り返す頻度を減らせるのではないでしょうか。

 

自閉症と似た症状を持つアスペルガー症候群

アスペルガー症候群と自閉症は同じほど同じ症状ですが、大きく異なる点が1つだけあります。それは「知能・言語の発達に障害」の有無です。

 

アスペルガー症候群の場合、知能や言語はきちんと発達しておりますが、コミュニケーションが苦手です。

 

いつも落ち着きがないADHD

ADHDは日本語で「注意欠陥・多動性障害」と訳されます。注意力・集中力がないために長期の仕事が苦手で、じっとしていられないで無意識の内に動いてしまう特徴がある病気です。

 

人口調査によると、子供の20人に1人、成人の40人に1人がADHDだと示されています。また大人になってからADHDと診断されることが多く、近年では注目を浴びています。もしかしたら、ADHDを抱えている人が会社内にいるかもしれませんね。

 

ADHDの症状は、大きく3つに分類されます。

 

・多動性
・不注意
・衝動性

 

この3つの症状はADHDの特徴ではありますが、1つ当て嵌まったからといってADHDと診断されるワケではありません。このような症状を改善しようと試みても治らなかったのであれば、精神科などに訪ねてみましょう。

 

ADHDの対処法は主に2つ

ADHDの症状を根本から治療できる方法は確立されていませんが、ADHDの症状を緩和し、対処する方法はあります。1つ目は「自力で症状を緩和させる習慣を身に付けること」、もう1つは「薬物療法」です。

 

自力でのADHDへの対処法としては、自分が生活をしやすい環境を整えることが挙げられます。しかし、社会人になって仕事や生活を簡単には変えられません。もし自力で努力するのであれば、自腹を切って社会人の基礎を学ぶなどして、仕事ができない人から脱却するしかありません。

 

もう1つの対処法である薬物療法では、ADHDを完治させられませんが、症状を緩和させることは可能です。しかし、この効果は服用している期間だけです。

 

個人によって薬の聞き方に違いはありますが、社会人として仕事をする上で最も簡単に始められる対象法の1つです。ただずっと薬の服用を続けないといけないので、薬に頼るのは注意が必要になります。

 

仕事ができない学習障害(LD)

学習障害(LD)とは、勉強に必要な論理的な思考や会話に必須の言語能力など発達が遅れている病気です。具体的には、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算」「推論」のいずれか、もしくは、複数が当てはまっている人が学習障害となります。

 

また英語ではLearning Disabilityと呼ばれるため、LDと省略されて使われています。

 

学習障害の種類は主に3つに分けられます。

 

・文字が読めない
・字を書けない
・算数や推測ができない

 

これらの学習障害は子供に内であれば、ちょっと苦手程度に思われますが、社会人になってからでは致命的な問題です。仕事ができない人として扱われる典型的な特徴と言えます。

 

学習障害の対処法

今のところ学習障害の治療法に薬物などはなく、長期でサポートを行っていくことで症状を軽減させる方法しかありません。教育と生活しやすい環境で過ごすことで、少しずつ症状を緩和させていきます。

 

学習障害の場合、ほとんどが幼少期にみつかるため、大人になってから症状が発覚するケースは稀です。たまたま精神科を訪れた際に見つかるかもしれない程度だとお考えください。

 

仕事ができない原因である「3つの病気」まとめ

仕事ができない人は自分に能力がないと責めがちですが、ちょっと冷静になって自分のことを見直してみてはいかがでしょうか? もしかしたら、仕事ができない原因は病気なのかもしれません。

 

少しでも病気を治せれば、ストレスフリーで仕事に打ち込めるようになり、これからの不安要素もなくなるでしょう!