オズボーンのチェックリストとは?~簡単な問題解決~

性格

革新的なアイデアでビジネスの問題を解決したい! でも解決するための手段が思いつかない……。そんな辛い経験をビジネスマンなら体験してきているはず。なんと! もうアイデア出しで困らないための解決方法があります。

 

その方法は9つの視点から、問題を眺め、アイデアを発想します。それをオズボーンのチェックリストと呼ばれています。9つの視点から問題を眺めると難しそうに思えるかもしれません。その視点に合わせた、問題に対する質問のやり方があります。質問の回答が、そのままアイデアとなります。

 

オズボーンは、ブレーンストーミングというアイデアを出し合うミーティング方法の考案者でもあります。ブレーンストーミングのように自由な発想を持つことで、新しいアイデアが生まれるでしょう。

 

9つあるオズボーンのチェックリストとは?

ブレ―ストーミング

無からアイデアを出そうと思っても難しいです。そこで下記の9つの視点から作られた質問を、自分が抱えている問題に投げかけてください。今までに考えたことのない発想が出てくるはずです。

 

①転用:他に使い道はないか
②応用:他からアイデアが借りられないか
③変更:変えてみたらどうか
④拡大:大きくしてみたらどうか
⑤縮小:小さくしてみたらどうか
⑥代用:他のものでは代用できないか
⑦置換:入れ替えてみたらどうか
⑧逆転:逆にしてみたらどうか
⑨結合:組み合わせてみたらどうか

 

ブレストよりも早くアイデアを発想できるフレームワーク

 

ブレーンストーミングはミーティング参加者の自由な発想に任せるので、時間がかかる恐れがあります。しかし、オズボーンのチェックリストでは、9つの視点と質問によって、フレームワークが完成しています。その視点と質問に当てはめるだけで、新しいアイデアが生まれます。

 

オズボーンのチェックリストの上手な使い方とは?

 

上記のチェックリストを見ただけでは想像できないでしょう。1つ1つ分かりやすく解説していきます。

 

転用:他に使い道はないか

 

・今のままで新しい使い方はないか?

・一部を改善・改良してみたらどうか?

・他の分野での使い道はないか?

・違うお客さんに使えないか?

 

応用:他からアイデアが借りられないか

 

  • 他のアイデアから応用できないか?
  • 他業種で似たものはないか?
  • 過去に似たものはないか?
  • マネはできないか?

 

変更:変えてみたらどうか

 

  • 変えてみたらどうか?
  • 意味合い、印象、素材、機能、音量、温度、色、形、匂い、味、濃度、感触、動き、パッケージ/など

 

拡大:大きくしてみたらどうか

 

  • 大きくしたらどうか?
  • 何かを加えてみたらどうか?
  • 《機能》大きさ、長さ、高さ、重量、面積、体積、強度、回数、時間/など
  • 《概念》地域、意味合い、価値、目的、場所、ターゲット/など

 

縮小:小さくしてみたらどうか

 

  • 小さくしたらどうか?
  • 何かを削除したらどうか?
  • 省略したらどうか?
  • 分割したらどうか?
  • 《機能》大きさ、長さ、高さ、重量、面積、体積、強度、回数、時間/など
  • 《概念》地域、意味合い、価値、目的、場所、ターゲット/など

 

代用:他のものでは代用できないか

 

  • 他のモノで代用はできないか?
  • 人、モノ、材料、場所、時間、素材、製法、マニュアル/など

 

置換:入れ替えてみたらどうか

 

  • 要素を取り替えてみたらどうか?
  • アレンジし直したらどうか?
  • 位置、順番、配置、時間、パターン、パーツ、レイアウト、方法/など

 

逆転:逆にしてみたらどうか

 

  • 反対にしてみたらどうか?
  • 前後、上下、左右、裏表、プラスマイナス、順番、方法、立場、時間/など

 

結合:組み合わせてみたらどうか

 

  • アイデア同士を組み合わせてみたらどうか?
  • 混ぜてみたらどうか?
  • セットにできるものはないか?
  • モノと体験を組み合わせてみたらどうか?
  • 古いモノと組み合わせてみたらどうか?
  • 最先端のモノと組み合わせてみたらどうか?

 

オズボーンチェックリストの上手な使い方

アイデア
いつもは発想できなかったアイデアを生み出すには、現実的かどうかは置いといて、まずは浮かんできたアイデアを書きだしてみましょう。「こんなアイデアは現実的じゃない……」と思っても、そのアイデアを応用して価値あるものになる可能性もあります。

 

短時間でアイデアを発想したい場合、オズボーンのチェックリストを利用して考える時間を区切ってください。10分間と決めたら、10分間でできる限りチェックリストを利用して、アイデアを絞りだしてください。

 

その後、その生み出されたアイデアも10分間と決めたら、10分間でアイデアの評価を行ってください。短い時間でどれだけアイデアを生み出せるようになったのか、それが重要になってきます。

 

オズボーンチェックリストから発展したSCAMPER法

 

SCAMPER法(スキャンパー法)は、オズボーンのチェックリストを応用して使いやすくしています。SCAMPER法のローマ字7つにそれぞれ質問があり、その通りに問題に質問していくものです。

 

7つのSCAMPER質問法

 

S Substitute? 入れ替える?
C Combine? 組み合わせる?
A Adapt? 当てはめる?
M Modify? 変更する?
P Put to other Uses? 他の用途にする?
E Eliminate or Minify? 排除・縮小する?
R Rearrange or Reverse? 並べ替え・逆転する?

 

まとめ

 

誰でも新しいアイデアを発想できるオズボーンのチェックリストはどうだったでしょうか。自分が抱えている問題に対して質問を投げかけ、その返答がアイデアとなります。

 

何もヒントがない状態で問題を解決しようとするのではなく、オズボーンのチェックリストのようなフレームワークを使ってみましょう。