ブレインストーミング(ブレスト)の効果的な進め方・やり方とは

ブレスト

突然、上司から「ブレストをやろう!!」と無茶ぶりを振られた経験はありませんか。革新的なアイデアを出すために使われるブレインストーミング、略して「ブレスト」。名前を知っていても、やり方や進め方は詳しくは知らない。

効果的なブレインストーミング(ブレスト)のやり方・進め方を知らないと、無意味な時間となります。例えば、「相手の意見を否定しない」はブレストで有名なルールでしょう。ビジネスの課題を解決するためにも、効果的なブレストを知っていきましょう。

ブレストーミングの目次

やり方

進め方

ルール

 

そもそもブレインストーミング(ブレスト)とは

ブレストとは 進め方ブレインストーミング(ブレスト)は、1950年代のアメリカで開発されました。問題を解決するためにアイデア出しを出し合います。「集団思考」「集団発想法」「課題抽出」と呼ばれていますが、「ブレスト」と呼ばれるのが一般的でしょう。

良く使われる場面は、ビジネス上で問題を解決できないで行き詰った際に、ブレインストーミングをやります。革新的な問題解決法が作り出せるので、大企業でも重宝されます。ぜひ正しいやり方・進め方を知って、ブレインストーミングをマスターしましょう。

 

ブレインストーミング(ブレスト)のやり方・進め方

ブレスト新人の内はブレインストーミングのやり方・進め方を知らないために、上司から注意を受けることが多々あります。実際に結果を残しているので、きちんと実行する必要があります。ブレインストーミングの正しい手順を習得し、あなたも仕事の成果を出せます!!

 

実際の進め方

  1. 司会進行役(ファシリテーター)、書記を設ける
  2. ホワイトボードか、大きめの紙か、たくさんの小さなカードを用意する
  3. アイデアを創出する時間には、たくさんのアイデアを自由に出し合う
  4. 出たアイデアは、書記係がひたすら書く
  5. アイデアをまとめていく
  6. 実行に移すアイデアを映す
  7. PDCAサイクルを回す

上記のブレインストーミングの進め方で大事なのは、7番目の「PDCAサイクルを回す」です。1度で成果を出せますが、改善していけば、最高の成果を出せます。ブレインストーミングが習慣となって、「気軽にブレストやろうぜ!!」みたいになる必要があります。

 

成果は、進行役の実力に左右される

上記のブレインストーミング(ブレスト)の進め方を踏襲しただけで、最大の成果を出せません。「相手の意見を否定しない」を代表するブレインストーミングのルールを守るには、進行役(ファシリテーター)の存在が非常に重要です。

 

ブレインストーミング(ブレスト)の効果的な進め方3点

ブレ―ストーミングブレインストーミングの進め方のポイントは、「参加者」「目的」「時間設定」の3つです。多くのブレストーミングが無意味になるのは、この3つの視点がないからです。

 

ポイント1:目的を設定しよう

ブレインストーミングをなぜ実施しますか。明確な理由がないのにブレストしたら、失敗するのは確実です。

ダメなミーティングの代表例である「何も決まらない、何も行動しない」、ブレインストーミングも同じ失敗をします。明確な目標を持って、ブレインストーミングをやる理由を設定しましょう。目的や理由があるかないかで、ブレインストーミングの成果が決まります。

目標には、いつまでブレストで出た意見を実行するかまで設定しましょう。行動することで最高の成果を出せます。

 

ポイント2:参加者の選定

ブレインストーミングに参加人数は、3人~7人が最適。その人たちの価値観や考え方が違うとなお良いでしょう。現場や管理職を分け隔てなく、集めてブレストを行い、自由な発想を引き出せる雰囲気を作りましょう。

最低でも1人は盛り上げ上手な社員をメンバーに入れましょう。彼らが自由な意見を言ってもいいブレストの雰囲気を作ってくれます。

会社の階級や能力に違いがあり過ぎると、遠慮で自由な発言ができなくなる場合もあるので、注意が必要になります。

 

ポイント3:時間を設定しよう

短い時間でブレインストーミングを行いましょう。長くても30分までです。メンバーに事前にテーマに沿った意見を考えてもらって発言してもらいましょう。意見が途絶えたら、まわりの意見から出てきた新しい意見を言ってもらいましょう。

 

時間設定の内訳

  1. 自由な発想を出し続ける
  2. アイデアを組み合わせたり、省いたりする
  3. 今回のミーティングの結論を決める

この3点を意識しながら、ブレインストーミングができれば、良い時間になるでしょう。

 

ブレインストーミング(ブレスト)の4大ルール

アイデア
他人の意見に批判してはいけない、といったルールが4つあります。そのルールを守らないと、無意味なブレインストーミングになります。

 

ルール1:批判、判断、結論は禁止

自由な発想を引き出すために、ブレインストーミングがあります。「批判」「判断」「結論」は自由を制限し、今まで通りの型にはまったアイデアしか発想できなくなってしまいます。

「その意見は現実味がない」と批判するのではなく、「こうやると面白そうだな」と発想を広げましょう。その発想の広がりが、ブレインストーミングの持ち味です。

 

ルール2:思ったアイデアを口に出す

誰にでも思いつきそうな平凡な意見や粗野なアイデアであっても、遠慮な発言しましょう。重要なのは、知りうる限りの意見やアイデアを吐き出すことです。

また、笑いものにされそうな意見であっても、発言できる雰囲気を作りましょう。自由な意見を発言できるのがブレインストーミングですが、自由に話せない雰囲気があっては意味がなくなってしまいます。

 

ルール3:量より質を重視する

1つのアイデアを練りに練っても限界があります。だからこそ、自由な発想を歓迎し、可能な限り、多くの情報を吐き出しましょう。量が多くなれ多くなるほど、量は質に転換されていきます。

 

ルール4:アイデア同士を組み合わせる

たくさんのアイデアを出しただけで、ブレインストーミングに満足してはいけません。ルール4によって、実際に利用できるレベルまで昇化させましょう。進め方でもありますが、ルール化することで効果が高まります。

ルール3まで出されたアイデアは、断片的です。その断片を組み合わせて、現実的なアイデアが完成します。断片的なアイデアは他人の考えなので、自分の中になかったものです。自分では考えられなかったアイデアとアイデアを組み合わせることで、革新的なアイデアが発想されます。これが、ブレインストーミングの真価です。

 

ブレストを無意味な時間にしないためには??

現状、ビジネス上でブレストは時間の無駄、とされています。その理由は、正しいやり方・進め方を知らないからです。上手にやっていけば、自然と問題解決の方法を生み出す習慣を身に付けられるメリットがあります。

毎回のミーティングで問題解決の方法を作り出せたら、最高のミーティングになるでしょう。最大の問題は、なあなあでブレストを終わらせてしまうからです。正しいやり方・進め方を知ったあなたは、これから多くの問題を解決していくでしょう!!

 

まとめ

ブレインストーミングの進め方が分かったでしょうか。チームで新しいアイデアを発掘するためにブレインストーミングを活用してください。

 

もっと深く知りたい人のために

ブレストは、1人ではできません。1人でブレストと同じようにヒラメキを得るために、「オズボーンのチェックリスト」があります。ブレストは、オズボーンが考案したミーティング方法です。

オズボーンのチェックリストは、1つの問題に対して、9つの質問をし、その返答がそのままアイデアになります。ただ質問をするだけでアイデアを発想できるので、チームで動けないときは利用してみてはどうでしょうか。
オズボーンノチェクリストこちら